松原光太郎インタビュー #1

高校の時、先輩の呼出しに負けなくらい強くなりたかったから。

トレーニングを始めたきっかけは？

あまり目つきが良くなく周りから良くみられてなくて、よく先輩に呼び出されていました。それが嫌で筋トレして身体が大きくなったら呼出しがなくなるかなと思って始めました。まずはベンチプレスと懸垂をやりました。剣道をやっていて腕に力はあったのでベンチプレスは90Kgまでいきましたね。

大学に行ってからはダンスに夢中で重い筋肉は必要ないというのもあり、筋トレはしていませんでした。授業に出ないで一日中ダンスしているくらい夢中でした。アーティストのバックダンサーやコレクションのステージなどで踊らせてもらえることもあったり、本気でプロのダンサーになろうと思っていました。

29歳の時、鏡で自分を見たときに老いを感じたから。

またトレーニング始めた理由は？

大人な付合いも増えてきて仕事して帰ってきて鏡を見たときに「身体の張りがなく感じ、老けてきていない？」って思ったんです。それが29歳の時でした。僕は何かやるときは徹底的にやるタイプの人間で、少しだけやろうとは思えないんです。自宅で腕立てからとかではなくて、週3でジムに通いました。あとお金を払わないと本気になれないっていうのもあります。笑

やり始めて数か月経ったころに金子賢さんの身体をみて、美ボディを競う大会があることを知り、出てみようと思いました。それからは週5，6でジムに通い2015年のベストボディ東京大会に出場し4位になり、サマースタイルアワードで5位になりました。この時、若いころから良く聴いているFILLさん（野本護）に出会いDJでこんな身体になれるのかって衝撃を受けました。

人生でいい事しかない“マッスルドリーム”

トレーニングしていて変わったことは？

もちろん身体は変わりました。筋肉がつくと身体や肌に張りが出ますので、老いを感じることはなくなりましたね。また、喘息をもっているのですが、トレーニングを始めてからは症状が出なくなりました。食事では限度はありますが何を食べても太らない身体になりました。これは筋肉量が増えて代謝が良くなっているからです。この時期はヒートテックを着ていたのですが、代謝が良くてすぐに身体が温かくなるので今はもう着ていません。

また、周りの人が自分を認めてくれるようになりました。今まではトレーニングをしていても父親から「身体鍛えてどうするんだ？」と言われていたのですが、今ではボディデザイナーとしても仕事をしていますし、先日はトレーニング仲間と共にテレビに出させていただいたり、家族や周りが認めてくれるようになりました。何よりも、地元新潟にいた中学・高校生のときから、憧れていたDJ FILLMOREさんと筋肉を通じて出会うことができて、今こうしてビクトリーで一緒に仕事ができている。

まさにマッスルドリームですよ。笑

サマースタイルアワード2017で総合優勝すること

今後の目標は？

今年のサマースタイルアワードで総合優勝することです。
これは始めるきっかけとなった金子賢さん、目標となったFILLさん（野本護）に評価されたいという想いがあります。また勝手な気持ちではありますが、FILLさんにここまでボディメイクに夢中になったことを結果で恩返ししたいです。

あともう1つあります。今年韓国のWBCという大会のスポーツモデル部門に出場したのですが、レベルの高さに刺激を受け2～3年後には韓国の大会でプロになりたいと思っています。

どんな目標でもいい、目標を決めてやれば身体は変わります。

最後に美ボディを目指す人へメッセージ

今は情報化社会でスマホで何でも出来る時代ですが、実際に自分の身体を動かす、運動することは大切だと感じています。
何か趣味やハマることがなかったらトレーニングをお勧めします。例えば男性だったら胸筋つけて胸板厚くしようとか、女性だったらお尻を美尻にしようとかって目標を立てると良いと思います。

トレーニングの参考になる動画などもたくさんあり始めやすい環境になっていると思います。
あとは実際にやってみて、自分の身体に新しい刺激を与えてあげる。
身体を鍛えることはとても素晴らしいことですよ。

自分自身、今でもセミナーなどに行って勉強しています。
トレーニング始めたいなと思ったら気軽に声をかけてください。